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道東旅行3日目前半。トド原。

3日目。
・・・雨です。しかも音を立てて降ってます。
昨日までのいい天気は思い出さないほどの、激しい雨。

さて、バスは野付半島に向かいます。
道東にチョロンと出たエビ型の半島です。
砂が集まってきて出来た場所らしい。





ココには「トド原」なる自然の墓場があるのです。
昔はトド松がいっぱい生えてたんだけど、地盤沈下で海水が流れ込み
立ち枯れしてしまったというもの。

バス2台分約80人がトド原近くの展望台に到着。
ココからトド原までは片道徒歩30分。集合時間は1時間20分後。
元気な人は行ってもいいけど、自信がない人は展望台で待機。
母は最初から待機を宣言。

どうしようかなぁ~行ってみたいけど、一人じゃなぁ~と
入り口近くでウロウロしてると
オバちゃんたち5~6人がやってきて、トド原に向かって歩き始めた。
「一緒に行きます!」とついていく事に。
人が一人通れるほどの狭い道。両側から草が腰辺りまで生い茂ってる。
しかも、小雨。オホーツク海から冷たい風も吹いてくる。
5分ほど進んだ頃、突然に雨が強くなりオバちゃんの傘がひっくり返った!
待ってたかのように、
「もぅアカン戻ろう!」「やめとこやめとこ」「濡れるの嫌やもんなぁ!」
えぇ~!ココまできたのにぃ!!でも、やっぱり一人では不安。
一緒に帰りかけたら・・前からやってきたのは隣のバスの50代の夫婦。

オバちゃんたちが、一緒に戻ろうと2人を誘ったけど
「私たちは行きます!」との事。
じゃぁ~私も一緒に行きます!と3人で向かうことに。
しかし、すでに時間があまりない。

なぜか私が先頭で、早足で向かうことに。
薄暗い中、雨が降ったりやんだり、
風が薄気味悪くひゅ~ひゅ~言いながら吹いてくる。
草が当たるので、Gパンはすでにびしゃびしゃ、靴もグチュグチュ。
奥さんが「私たちはウォーキングとハイキングが趣味だから歩くのは平気」
とドンドンと付いて来る。

ようやく看板が見えた!と思ったら「あと少し」って書いてあったりして・・
20分ほどで、ようやく到着。
  
島側(?)はこんな感じ。
確かに木が立ったまま枯れてます。
 
 
海側はこんな感じ。
なんとも表現しにくいが、確かに「自然の墓場」って言葉がピッタリ。

西部劇のオープニングみたいな雰囲気があり、
どこかから狙われてるかも?
もしくは「見てはいけないもの」が見えてしまいそう。
とにかく、気持ち悪いです。

少し奥に行くと


  
木の橋が渡してあり、お花も咲いてキレイんだけど、やっぱり気味悪い。

何枚か写真を撮ってると、一緒に来た夫婦が「写真を撮って」と
カメラを渡された・・・かなり古いデジカメ。
必死で来たので、私と同じカメラ趣味かと思ってた・・。

ただシャッターを押し、返すと、撮ってあげるから!と
私のカメラを預かろうとする。そういう写真は撮るつもりはなかったんだけど
「せっかくだから」と何度も言うので預けると
「アラッ一眼レフだわ。私使えないからお父さんお願い」とダンナさんへ。
構えてくれるも「これって押すだけ?ココ?」と何度も質問。
後で確認すると・・

・・・・・何が起こったんだろうか???謎・・・。

あと30分しかないから帰ろう!と展望台に向かったんですが・・
帰りは奥さんが先頭、真ん中にダンナさんで、最後尾が私。

奥さんが「時間がない!」と走り始めた。
もちろん私も付いて走り出したんだけど、
自分のバッグとカメラバッグを両肩にかけ、必死についていくが
2人が早い。
ダンナさんが時々振り向いて私を確認してくれるが、
奥さんが走りっぱなしなので、足を緩める事はない!

雨がまた降り出すが傘をさす余裕はなし。水溜りをよける余裕もなし。
全身ずぶぬれになりながら走ってると、
草を掻き分ける音と、海から吹く風の音と、雨の音とが重なり
なんだか、妙にゾクゾクしてきた。薄暗いし。

更に自分が走る音と、ハッハッと言う3人の息が更に恐怖を高め
後ろから「見てはいけないもの」が付いて来てそうな気配を感じるはうー

中学生以来、こんなに走ったことないよ!って程
ジョイナーな勢いで走り続け、
しんどいとか、冷たいとか感じるより、この恐怖から逃げたい。
何もない事を振り向いて確認したいけど「もし」見てしまったら
二度と戻れないような・・そんな恐怖。

もぅ展望台に付いた頃には、あまりのボロボロのドロドロに
「そんなにすごい所だったのか」と母がびっくり。
バスに乗ると、みんなから拍手を浴びてしまいました・・・。
が「見えないものから逃げた」とは、言えなかった・・。

これからの人生。
どんなにツライ事があっても、あの猛ダッシュを思い出すと
何事も乗り越えられそうな、そんな気がする。

いやいやマジな話です。

この話をするとみんな笑うけど、ホンマに怖かったんだからねぇ!!しくしく

さて、ボロボロな姿のまま、日本最東端に向かいます。

日記 : 09:31 : comments (2)trackback (0)
コメント

ひょぇ~
きっと、ボロボロでずぶぬれの
ムリに笑った、怪しいオンナが写ってるよぉ~
| さちよ | EMAIL | URL | 07/10/16 16:58 | PiHTMnxI |

黒い写真・・・
きっと輝度を上げたら、見てはいけないもんが写ってるよ、きっと・・・・ウヒヒィ~(怖
| IKATEN | EMAIL | URL | 07/10/14 15:56 | PiHTMnxI |
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